今後購入したい商品「太陽光発電システム」が堂々の第一位に!
「住まいに関するお金意識アンケート2011」調査結果発表
パナソニック電工(株)が今年6月15日〜7月15日に実施した「住まいに関するお金意識アンケート」の
調査結果が発表されました。
この中に、とても興味深いデータがあります。
「今後、購入したいと思う商品を一つ選択してください」との質問で、選択肢として〈家庭用燃料電池、家庭用蓄電池、太陽光発電システム、電気自動車用充電設備、ホームエネルギーマネジメントシステム、興味がない〉が並んでいましたが、その中で「太陽光発電」を選択した方はなんと46%、堂々の第一位に選ばれました。
第二位には17%の同率で、「家庭用蓄電池」「興味がない」が続いています。
同社では、「震災後にマスコミで取り上げられた影響か、電気利用に対する不安が読み取れます」と分析しています。
また、住まい計画の資金の中で、「具体的にお考えの住宅設備がありましたらお教えください」との問いに対しては、25%の方が太陽光発電を挙げています。
同じ質問の2008年調査では、太陽光発電を挙げた人はわずか1.4%でしたから、三年の間に約18倍も拡大したことになります。
このように、太陽光発電への注目がますます高まっていることがわかります。
それを裏付けるように、太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)が実施している住宅用太陽光発電補助金の申請数は10月25日現在で累計146.649件となり、昨年同時期に対して142%(昨年10月末の申請数は102.714件)の伸びとなっています。
年度の予算額から推定される補助金申請総数は17万件程度と言われていますので、残りは約25.000件となり、このまま推移すると、早ければ11月の初旬には予算額に到達する見込みです。
昨年も12月末には補助金予算額に達し補正予算が組まれました。
今年度については、J-PECより次のような見解が発表されています。
「政府では、利用者の皆様にご迷惑をおかけすることのないよう、追加的な資金手当を、平成25年度第三次補正予算に盛り込む方向で進めているところです。
(中略)
補正予算財源に移行するためには、同予算の国会成立など政府内部の手続きを待つ必要がありますが、何とぞご理解賜るよう、よろしくお願い申し上げます」
今年度終了までに、太陽光発電が新たにどれくらい設置されるのか、たいへん注目されるところです。